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障害年金不支給判定急増問題で関係団体が厚生労働省に要望書提出、記者会見で当事者の不安訴え

4 週間前NEW!
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2025年5月19日、みんなねっとを含む以下の関係団体は、厚生労働省に対し、障害年金不支給判定の急増問題に関する要望書を提出し、記者会見を行いました 。
【共同提出団体】
• 公益社団法人全国精神保健福祉会連合会(みんなねっと)
• 認定NPO法人地域精神保健福祉機構・コンボ
• 日本ピアスタッフ協会
• 全国「精神病」者集団
• 一般社団法人精神障害当事者会ポルケ
障害年金は、病気やケガなどにより生活や仕事などが制限されるようになった場合に、その生活を支えるために支給されるものです 。これまで、障害年金が不支給となり、落胆し、病状悪化につながった精神障害がある人は少なくありません 。病気や障害により働きたくても働けない状況にある人にとって、障害年金の支給・不支給は死活問題です 。
要望書では、今回の新規申請者の不支給判定が前年度より倍増したこと、そして、その判定が、関わる機関の責任者の交代による影響を受けた可能性があるという報道 を受け、以下の点を強く求めました 。

  1. 日本年金機構からの介入があったとみられる判定医、および介入の可能性のある判定医の調査と公表
  2. 日本年金機構の介入があったとみられる判定医等によって不支給となった者の特定
  3. 不支給理由の内訳(例:3級認定、障害非該当など)や診断名内訳、「日常生活能力の程度」と「日常生活能力の判定」の傾向等の明確化
  4. 報道の文書および同様の文書等の調査と結果の公表
  5. 不支給判定倍増の要因の明確化と、再発防止のための対策
  6. 今後の対策を講じる上では、当事者の声を反映する機会を設けること
    今回の報道は、新規申請者のみならず障害年金受給者にも不安を与えています 。特に精神障害がある人は数年ごとの更新手続きが必要なために、今後の更新手続きへの不安を訴える声もあがっています 。国民の年金制度そのものへの不信感を招くことにもなりかねません 。
    みんなねっとは、今回の問題を軽視することなく、国民にとってより公平で透明性のある信頼できる制度となるための好機ととらえ、迅速な取り組みと調査結果の公表と今後の対策を強く求めます 。そして、この問題の解決に向け、関係団体と協力し、引き続き情報発信と働きかけを行ってまいります。
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