競輪補助事業完了のお知らせ
このたび、2023年度の公益財団法人JKAの補助を受けて、以下の事業を完了いたしましたことを報告いたします。
本事業の実施により、精神障害者の家族のピアサポートプログラムである「家族学習会」を実施するための担当者およびアドバイザーが養成され、全国54か所(うち、補助対象50か所、独自事業4か所)にて家族学習会プログラムを実施し、約344人の精神障害者家族が参加、交流しあうことができました。
事業名 :2023年度障がいのある人が幸せに暮らせる社会を創る活動補助事業
事業内容: 精神障害者の家族による家族学習会プログラム普及事業
補助金額 :1,937,907 円
実施場所 :東京都杉並区松庵3-13-12
完了年月日: 2023年3月19日
この事業の目的・内容は下記のとおりです。
◆家族学習会の目的
発症後間もない患者の家族は、疾患、治療、対処法に関する知識を得る機会や交流の機会がなく、自他共に精神疾患に対する社会的偏見があるため孤立を余儀なくされています。家族による家族学習会などピアサポートにより家族が孤立から救われると、患者への接し方も変化するため、患者自身の病状にもよい影響を与えることにつながります。
◆家族学習会セミナー
「家族学習会」がどのような内容であるか、またエビデンスに基づく効果等について周知するためのセミナーです。
家族学習会自体は精神障害者家族を参加対象としていますが、セミナーについては ご関心のある方であれば、どなたでも参加することができます。
◆担当者養成研修会
家族学習会には、実施・運営する「担当者」が必要になります。この担当者になるためには、、担当者養成研修会を受講します。受講者も参加さyと同じ精神障害者の家族です。担当者養成研修会では、家族学習会の意義や、運営のためのノウハウ、他者の体験を聴く際の心構えなど、基本的なプログラムと理論を学びます。
◆アドバイザー研修会
家族学習会を運営する担当者が「家族学習会」をスムーズに開催できるよう支援する
アドバイザーを養成する研修会です。アドバイザーになると「家族学習会」や「担当者養成研修会」で講師を務めるなどの役割が担うことが可能です。 受講については担当者の経験があるなど参加資格のある人が対象です。
◆アドバイザーフォローアップ研修会
「家族学習会」の担当者をフォローするアドバイザーが集まって、情報交換やよりよい「家族学習会」の運営に向けた検討など、アドバイザー同士の交流の場です。また、どうしたら「家族学習会」が全国的に普及していくのか等についての議論などさまざまなコミュニケーションの場として開催しています。
*担当者経験があるなど参加資格のある人が対象です。
◆企画プロジェクト委員会
研修内容の修正(改善)や実施開催場所の検討など「家族学習会」全般に関する企画を行っています。全国のアドバイザー(精神障害者家族)や学識研究者などで構成しています。
事業の詳細については、下記の添付ファイルをダウンロードしてご覧ください
お問合せは、みんなねっと事務局まで